2021年8月22日(日)と9月20日(祝)に、DICO(ダイアローグ国際会議オンライン)のプレカンファレンス(事前会議)として2つのオンラインワークショップを行いました。
第1弾DICO国際会議プレカンファレンス
内容:アンティシペーション・ダイアローグとアーリー・ダイアローグ、DICOで行われる日本語ワークショップの紹介
紹介するワークショップ:アンティシペーションダイアローグ(DPI)、パーソンセンタード・アプローチ(PCA)、産業オープンダイアローグ(産業オープンダイアローグ研究会)、子どもとのダイアローグを考える(NAOのたまご、DPI)、修復的対話(RJ対話の会)、精神保健師の越智さんのダイアローグ実践、パワーの差がある関係性の「ダイアローグ」(NVCジャパン)、「教えること」をめぐる対話(竹端・小笠原)、参加者一人ひとりを大事にするPCAGIP(村山正治・本山智敬)
日時:2021年8月22日(日) 15時半〜17時半
場所:オンライン(YouTube)
タイムスケジュール:
15時半〜16時 アンティシペーション・ダイアローグとアーリー・ダイアローグの紹介
16時〜17時 日本語ワークショップの紹介
17時〜17時半 質疑応答
料金:無料
登壇者:村井美和子(DPI)、蓬田翔(DPI)、片岡豊(DLG、DPI)、その他
アーカイブ動画:https://youtu.be/A13FG0wplQs
第2弾DICO国際会議プレカンファレンス
内容:オープンダイアローグ、コラボレイティヴアプローチ、社会構成主義、ナラティヴに関する紹介と、家族療法やナラティヴ・アプローチを学んできた登壇者による対談。
オープンダイアローグやコラボレイティヴセラピー、ナラティヴ、社会構成主義についての基礎知識を前半でお伝えし、DICOの本会議(2021年11月19日〜22日)への参加について心配されている方の知識を補います。
プレカンファレンス後半の対談と質疑応答では、家族療法やナラティヴ、オープンダイアローグ、コラボレイティヴ、社会構成主義について専門的に学んできた登壇者間で、自由に鼎談を行い、参加者の方々からのご質問への回答も織り交ぜながら、さらに深めていきます。
日時:2021年9月20日(祝) 13時〜15時半
場所:オンライン(YouTube)
タイムスケジュール:
13時〜13時半 オープンダイアローグ(とコラボレイティヴ)の紹介
13時半〜14時 社会構成主義の紹介
14時〜15時 対談「ナラティヴ、コラボレイティヴとオープンダイアローグ」
15時〜15時半 質疑応答
料金:無料
登壇者:浅井伸彦(DLG、国際心理支援協会)、松本健輔(humming bird)、坂本真佐哉(神戸松蔭女子学院大学)、八巻秀(駒沢大学、SYプラクティス)
アーカイブ動画:https://youtu.be/TiFA1QzWiCQ
[登壇者の紹介]
第1弾
村井美和子
精神保健福祉士、介護福祉士。みどりの杜クリニック所属。NPO法人ダイアローグ実践研究所(DPI)所属。
蓬田翔
都内で5年間の営業職を経験した後、デンマークへ。北欧の対話を肌で感じる。帰国後、一般企業でマネジメントに携わり、対話をとおしたマネジメントに興味を持つ。現在は社会福祉士法人に勤務し、DPI専属のフィンランド講師や日本人講師から対話を学んでいる。栃木県在住。
NPO法人ダイアローグ実践研究所(DPI) 理事、ADファシリテーター認定コース 第一期生。
片岡豊
デンマーク在住。DSSA (デンマーク社会研究所)代表。NPO法人ダイアローグ実践研究所 理事。任意団体DLG Japan共同代表。
第2弾
浅井伸彦
一般社団法人国際心理支援協会 代表理事,株式会社Cutting edge 代表取締役,任意団体DLG Japan共同代表,公認心理師,臨床心理士,保育士,Th e certificate that qualifies to act as responsible supervisor, trainer and psychotherapist for dialogical approach in couple and family therapy(オープンダイアローグ国際トレーナー資格)。専門は,家族療法,オープンダイアローグ,トラウマケア。国際心理支援協会では,家族療法やオープンダイアローグに関するトレーニングを行っている。著書に,『公認心理師になるには』(秀和システム),『逆転の家族面接』(分担執筆,日本評論社)他がある。
松本健輔
カップル・夫婦の専門相談機関Hummingbird 代表,一般社団法人日本SFA 協会 理事,臨床心理士,公認心理師,Master Solution-Focused Practitioner。専門はカップル・夫婦。主に不倫,セックスレス,DV など高葛藤のカップルのカウンセリングが専門。
坂本真佐哉
神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科 教授,副学長。臨床心理士,公認心理師。日本家族療法学会認定スーパーヴァイザー。灘中学・灘高校スクールカウンセラー。家族療法(システムズアプローチ),ナラティヴ・セラピー,ブリーフセラピーなどに関心を寄せている。著書に,『今日から始まるナラティヴ・セラピー』(日本評論社),『逆転の家族面接』(分担執筆,日本評論社),『暮らしの中のカウンセリング入門』(分担執筆,北大路書房)他がある。
八巻秀
駒澤大学文学部心理学科教授。SYプラクティス代表。臨床心理士。日本個人心理学会常任理事(事務局長)。日本ブリーフサイコセラピー学会理事(研修委員)。日本家族療法学会会員。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン会員。 専門は、アドラー心理学・家族療法・ブリーフセラピー・オープンダイアローグなど。大学での教育・研究活動の傍ら、SYプラクティスでのカウンセリング活動や、岩手県総合教育センター教育相談部門スーパーバイザーとして教員研修や岩手県沿岸部のカウンセリング活動にも従事。他にも、やまき心理臨床オフィス・スーパーバイザーや家庭裁判所調査官養成課程研修講師、秋田県社会福祉協議会生活保護担当者研修講師なども長年担当している。主な著書は「臨床アドラー心理学のすすめ」(共著、遠見書房)、「スッキリわかる!アドラー心理学」(ナツメ社)など多数。